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アルコールはふとる原因に

2010年03月05日

ビールや日本酒は糖質が含まれているから、ダイエット中はダメ。でも、糖質の含まれていないウイスキーや焼酎なら大丈夫。そんな話を耳にしたことはありませんか?


残念ながら、この話はまったくの迷信。お酒に含まれている糖質の量にはもちろん違いがありますが、エネルギーで見るとそう大差はありません。つまり、問題はお酒の種類ではなく、アルコールそのものにあるのです。


適量の飲酒であれば、血液の流れをよくしたり、ストレスの発散にもなるので、必ずしも御法度というわけではないのですが、やはり飲みすぎればダイエットの敵になってしまうのが悲しいところ。その理由は大きく分けると次のようになります。


まず、飲みすぎは血液中の中性脂肪をふやし、結果的に体脂肪を多くします。また、お酒を飲むと食欲が増進され、消化能力が高まるうえ、つまみには唐揚げなど高カロリーのメニューが多数あります。どうしてもエネルギーの摂りすぎになります。さらにお酒の勢いでダイエットの決心がゆるんでしまうと、飲みすぎ、食べすぎを招くことになり、長時間にわたり飲み食いした挙げ句、最後はラーメンやお茶漬けでシメを、なんてことも。これではダイエットどころか、1日に必要なカロリーを大幅にオーバーしてしまいますね。


ダイエット中は心を鬼にし、アルコールは口にしない。これが基本ですが、つきあいで飲むようなときは、日本酒なら約1合、ビールは中びん1本、ウイスキーならダブルで1杯を限度に。その後はウーロン茶など糖質のない飲み物にかえましょう。おつまみは塩けの強いものを避け、野菜サラダや煮物、冷や奴に酢の物など、高タンパクでビタミンやミネラルが豊富なメニューを選ぶようにしたいものです。

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