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<ホスピタルダイエット>死亡例含め健康被害多発

2009年10月09日

毎日新聞より抜粋

タイ式の「ホスピタルダイエット」と称するやせ薬の服用で健康被害が多発しているとして、厚生労働省は9日、個人輸入をしないよう注意を呼び掛ける文書を関係機関に配布した。

02年以降、2件の死亡ケースを含む11件の被害が報告され、麻薬及び向精神薬取締法で個人輸入が禁じられている成分の入った薬もあったという。

同省によると、「ホスピタルダイエット」はタイの病院が身長や体重に合わせて処方するダイエット薬との触れ込みで、インターネット上に多数の輸入代行業者がある。

複数の錠剤やカプセルがセットになっており、食事療法に使われる「マジンドール」や鎮痛剤、抗うつ剤、向精神薬の成分などが検出された。

いずれも日本では医師の処方が必要で、向精神薬の無許可輸入には懲役1年以下か20万円以下の罰則がある。

これまで05年に急性心不全、08年に腎臓疾患の偽性バーター症候群で服用者の死亡報告があった。

08年のケースでは、調査した東大病院が「やせ薬が症状悪化の原因になった」と結論付けている。

同省は「薬を持っている人は服用をやめ、体調に異常があれば速やかに医療機関と保健所に連絡してほしい」と呼び掛けている。

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